バカの壁



バカの壁 (新潮新書) (新書)


新書
養老 孟司 (著)(wiki)
新潮社
読書所要時間:約2時間40分






コミュニケーションや学習に立ちはだかる脳の壁「バカの壁」について語った独白をまとめた本。人生でぶつかる色々な問題に、多様な角度から考えるヒントを提示した本。しかし、東大名誉教授の偉い先生の「現在の日本は・・・」的な愚痴のようにも思える。


良かった点

  • タイトルが刺激的。
  • バラバラに何か良く分からない脳や考えの話をしてるなと思いながら読み進めても、最後にはそれらが何となく綺麗に二元論にまとまっていく。
  • ブックオフで大体105円、アマゾンマーケットプレイスで1円+送料で買える。


悪かった点

  • 話があっちこっち行って読み辛さを感じる。
  • 特に前半はほぼ問題点だけを転々と語っていくだけで、この人は何を言いたいのか分からなくなる。
  • 内容がやや学問ぽく小難しい。