リアル(1)〜(5) *2009-08-01更新*

えぬに評価

陸上の有望選手だったが、病気で片足を失う。そんな失意のどん底
車椅子バスケに出会った戸川清春
バイクで事故を起こし、女の子を車椅子生活にしてしまい、自身も
高校を中退、バイトを転々とする生活に身を落としたバスケ好き、
野宮朋美
バスケ部主将、順風満帆な高校生活から一転、事故で下半身麻痺に
なってしまい、何もかも失ってしまった高橋久信
バスケだけが共通点の3人が、それぞれ突きつけらる現実に苦しめ
られるリアル、苦悩の中、人との出会いなどを重ね、少しずつ立ち
上がっていくリアル。そんなリアルを丁寧に描く。

DATA

ヤングジャンプコミックス
著者:井上 雄彦
出版社: 集英社
リアル (1) (Young jump comics)


良かった

  • 戸川と野宮の所々のシンクロが気持ちいい

2人して上着を脱いだら、揃ってユニフォームの場面などは爽快。

  • 脇のキャラがよく立っている

戸川とヤマのエピソードや夏美など。

  • 先を気にならせるパワーがある

ハンデを負った主人公たちが、必死に生き、どうなるのか、何を成
すのか。

イマイチ

  • 抑えられてはいるが、描写に痛々しさがある

ダメな人ににはダメだと思われる。

  • ここまでの展開には多少やきもきする

3人の主人公がどう繋がるか分からない。
野宮の停滞気味な部分など。

  • ローテーションってなんだ?

読者に自分で調べてほしいから、あえて説明していないのか?



車椅子バスケマンガ
お涙頂戴だと思ってませんか?

更新履歴

2009-08-01:全体的に修正
2009-07-26:作成