ぢごぷり(1) *2009-08-23更新*

えぬに評価

げんしけん」の木尾士目、注目の新作は、なんと育児エッセイ漫
画?な本格育児フィクション。
げんしけんのユルイ空気とは180度逆の殺伐とした育児の地獄を描
く。「げんしけん」っぽさは、18歳の主人公双子姉妹の可愛い外見
だけかも。
通常の育児エッセイでは読めない育児の裏が垣間見える怖い育児漫
画。
(ぢごぷりは地獄のプリンセスの略の意か?)

DATA

アフタヌーンKC
著者:木尾 士目
出版社: 講談社
ぢごぷり 1 (アフタヌーンKC)

良かった!

  • 通常の漫画では目新しいテーマ

リアルな育児というテーマが目新しい。青少年向け漫画では特に。

  • 「まさに糞ガキ」のシーン

地獄九丁目(第九話)。

  • 育児の裏が見れる

ノンフィクションでは描けない育児の本音。

イマイチ!

  • 子ども欲しくなくなるかも

母親は、病んでいくばかり。

  • 赤ちゃんの顔がデフォルトで可愛くないよー

せめて容姿は天使、行動は悪魔ならまだ…。

  • デフォルメされてない表現

耐性ないと、引き気味なってしまう

まとめ

げんしけんのノリで読むと後悔する可能性が高い(巻末の過去回想
まで本当に同じ作者か。と思った)。
描写自体は読みやすいし、単純に地獄がいつまで続くのか気になる
上に、謎要素もあるので読ませてくれる。しかし、多少の覚悟が必
要なマンガ。



「まさに糞ガキ」
真実?の育児

更新履歴

2009-08-23:良かった!の表現を変更
2009-08-02:作成